磯場、岩場で手がかぶれた、腫れた。原因は何?「シロガヤ」
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生態観察・見分け方
こんにちは!
香住ダイビングサービスのGakuです。
ダイビングにかぎらず、海遊びシーズンまっただ中の夏休み。
今日は、海辺の危険な生物の紹介します。
何気なく岩場を触ったら手が腫れてしまった。
そんな経験はありませんか?
実は、素手で触ると手がかぶれてしまう危険な生物がいます。
それがコチラ↓↓↓↓
ん?!どの部分??
もう少しアップで。
実際、このへんの漁師さんは「鳥の羽根には触るな」とよく言います。
一見海藻(かいそう)のように見えますが、刺胞動物、つまりクラゲの仲間なんです。
意外と毒性が強く、触れるとかなりかぶれます。
詳細はこちら(大日本住友製薬さんのHP)を御覧下さい。
もしも触ってかぶれてしまったら、私たちは通称「クラゲムヒ」(ムヒアルファEX)を塗ります。
但し、あまりにも腫れがひどいような場合は、病院でキツメの塗り薬をもらうことをオススメします。
ダイビングにかぎらず、スノーケリング・磯遊び等の際、岩場を触ってしまうようなことがある場合、グローブの着用がオススメです。また、ウエットスーツを着用していない場合は、長袖のラッシュガードなどもオススメです。ラッシュガードは日焼け対策だけでなく、クラゲ等刺胞動物対策にもなりますのでオススメです。
シロガヤは日本海でも太平洋側でも見かけます。
日本中どこの海でも触ってしまう可能性がありますので、ご注意くださいね。
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