「ダイビングの後、運動してよいですか?」との質問に回答したところ・・・
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講習・体験ダイビング
こんにちは!香住ダイビングサービスのガクです。今日は地元海洋高校の生徒のオープンウォーター講習でした。
彼らは2年生。1年生の時にスノーケリングとスキンダイビングを学び、先月学科講習を終え、今月頭にプール講習も終了。今日が初めての海洋講習になります。
さて、今日は生徒との面白かったやりとりを一つご紹介。
生徒「ダイビングの後は運動しちゃいけないって習ったんですけど、夕方の部活はやっちゃダメなんですか?」
私「はい。強い運動は禁止です。ランニングやダッシュを伴う運動はダメです」
生徒「やった~~~これで今日は部活が休める!!!」
私「心の声(したかったんじゃなく、休みたかったんかい!)」
私「なぜやっちゃいけないか、顧問の先生に説明できるよね?」
生徒「自信ないので、代わりに説明しに来て下さい!!」
ってコラーーーーーーーーーヽ(`Д´)ノプンプン
ダイビング後の運動はダメ。どのように説明しますか?
まず、「ダイビング後の運動はダメ」というフレーズはどこで出てきたでしょうか。答えは減圧症を習った時です。
減圧症というのはダイビングをした際、体内に溶け込んだ窒素が気泡化することによっておこる症状です。では、窒素が気泡化するってどんな時?
減圧症の誘引には、肥満、高齢者、疲労、脱水、生理中または生理直前などがあります。誘因になる行為(行動)には、潜水直後の激しい運動、潜水後の飛行機搭乗や高所移動(低圧環境に曝される)があります。
潜水深度、時間、浮上速度を守り、正しいダイビングをしていれば、減圧症になることはありませんが、なりやすい体質、体調、なりやすくしてしまう行為はあります。「ダイビング後の激しい運動」とはまさにそれに該当します。
初めてダイビングをするということは、見た目以上にハードです。水温によって体温も奪われています。ダイビングをした日はゆっくり体を休めましょう。あと、ダイビング後の深酒や、熱いシャワーなど(つまり、血流が急に良くなること)もよくありませんので注意して下さいね。
香住ダイビングサービス
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